2021.06.01
木材高騰に対する弊社対応についてのお知らせ
「第3次ウッドショック」のニュースをご覧になった方も多いかと思いますが
弊社の対応についてご説明させて頂きます。
『ウッドショック』という言葉は聞き慣れないと思いますが、現在コロナ禍で起きている世界の木材業界の大変大きな問題です。
『ウッドショック』を簡単に説明すると、世界中で起きている原木(丸太)や木材価格の高騰状態のことです。
木材価格が高騰する理由は単純で供給量よりも需要量が上回っているためです。
今回の第3次ウッドショックは以下の流れで木材価格高騰が起きていると言われています。
1. 2020年~新型コロナウイルス蔓延
2.?世界の都市や港がロックダウンし、海上運輸送費が高騰。
3.?長引くコロナ禍でアメリカ郊外で戸建住宅需要が高まる
4.?アメリカや中国が大量に買い付けし木材価格が急高騰、欧州、東南アジアに波及
弊社では、ナチュラルボードの合板基材となります輸入合板の主要生産国であるインドネシア・マレーシアにおける原木事情の悪化による現地シッパーの生産コストの増加や、船賃の高騰などにより、ラワン合板の仕入れ価格の高騰が毎月のように続いている状況にあります。
また、原木不足による生産遅れや現地生産工場の一部で日本向けの合板の生産中止による生産量の減少の為入手困難な状況が続いている状況です。
このような状況の為、弊社としましても既存の在庫品と調整を取りつつ安定供給と販売価格の維持に努めて参りましたが困難な状況になっております。
誠に遺憾ではありますが、在庫品がなくなり次第、合板価格の改定をご案内させて頂きます。
今後しばらくの間は入手困難な状況、仕入価格の高騰が予想されます。
弊社と致しましても、各輸入商社と連携を取りつつ安定供給に努めて参りますが今後の数量の確保、仕入価格ともに不透明な状況です。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、今後も安定供給に努めて参りますので
ご理解の程、宜しくお願い致します。
株式会社 オネスト・アンド・パートナーズ
代表取締役社長 : 糸永 大助