2023.05.12
不燃ボード(不燃木材)を用いた壁材とは?不燃壁の重要性から人気の理由を解説!
そもそも内装の不燃壁材って?
内装の不燃壁とは、建物の内側の壁に使用される火災の際に炎や煙を拡散させない不燃性能を持った壁材のことで、燃えにくく、火災による被害を最小限に抑えることを目的とした内装用壁材のことを指します。
以前までは、セメントやコンクリートなどの素材が不燃壁としてよく用いられてきましたが、最近ではオフィスなどでも利用できる「ガラス製」の壁や、飲食店やショッピングモールなどの商業施設でもよく用いられる「不燃ボード(不燃木材)」を用いた壁なども注目を集めています。
不燃ボードについて詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください!
関連記事:『不燃ボード(不燃木材)とは?特徴から選ぶ際のポイントまで徹底解説!』
内装の壁を「不燃素材」にすべき理由とは?
内装の壁に不燃素材を採用される理由としては主に、
- 火災の被害を最小限に抑えられるから
- 万一の火災でも、逃げ道を塞がないから
- 温度や湿度・騒音など、外的要因を軽減できるから
上記3つが挙げられます。
ここからは、これらについて詳しく解説していき「不燃壁材」がいかに大切かを解説していきます!
火災の被害を最小限に抑えられるから
「不燃」の名の通り、不燃壁における一番の目的は、万一の火災時にも炎の伝播を防ぐことです。
炎の熱というのは上へと昇っていく性質があるため、たとえ床底で火災が発生したとしても、徐々に壁、天井、延いては建物全体へと燃え移ってしまいます。不燃壁はこういった炎の燃え移りを抑制し、火災をそれ以上広げない役割を担っているのです。
万一の火災でも、逃げ道を塞がないから
火災において、人が命を落としてしまう大きな原因に「出口が炎で塞がれていること」が挙げられます。ほどんどの場合、建物における出入り口というのは壁に設置されているため、壁が燃えている即ち「避難口が炎で塞がれている」という事態を意味します。
そのため、炎の燃え広がりを抑えることも十分大切ですが、火災の際には確実に避難口を確保するためにも不燃性の壁が必要なのです。
「木の壁」が人気を集めている理由とは?
一般的な木材建材というのは非常に燃えやすく、特に火災の危険性がある飲食店や人が多く集まるオフィスやビル、ショッピングモールなどでは使用が制限されている場合があります。(これを「内装制限」といいます)
しかし近年では不燃性の木材を使用した、木製の壁が多く採用されていることをご存知でしょうか?
ここからは、不燃ボードを使用した「木の壁」が人気を集めている理由についてご紹介していきます!
自然な見た目と温かみを演出できるから
自然と触れあう機会が少なくなってきた現代において、木材のような天然建材は、近年その魅力が再評価されつつあります。
特に木製の壁材というのは、空間に温かみや心地よさをもたらすため、和風な料理店から洋風なカフェ、図書館やショッピング施設など、ありとあらゆる場面で利用されるようになりました。
また最近では、モダンでありながらナチュラルな雰囲気を醸し出す「唯一無二の建材」として、カーディーラーや時計店などの高級店でも広く愛用されているのです。
独特なデザインと質感が楽しめるから
温かみを演出できるのはもちろんですが、木材が持つ独特の質感やデザインにより、その空間に個性や魅力を与えてくれる建材としても人気を博しています。
さらには、木材というのは時間と共に味わいが増していくため、長く使うほど空間に深みが増すのも魅力の一つですね!
このように不燃木を用いた壁材は、火災時における安全性だけでなく、住みやすい住宅建築において非常に重宝されている建材なのです。
不燃ボードを使用した壁の施工事例については、下記ページをご覧ください!
関連ページ:『施工事例|株式会社オネスト・アンド・パートナーズ』
不燃ボード(不燃木材)を用いた壁材で、
安心・快適な暮らしを実現
不燃ボードを利用した壁というのは、建物の防火性能を大幅に向上させるだけでなく、空間全体を独特なデザインで彩り、さらには心地よく過ごしやすい空間へと変えられるのです。
当社では、万一の火災にも安心な「内装用不燃ボード」の専門店として、お客様の思い描く内装用木材をセレクトし、建物の雰囲気を一層引き立てるお手伝いをさせていただきます。
不燃壁材の採用をご検討中なら、ぜひ一度ご相談ください!
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