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アジアンテイストな内装デザインにするには?設計ポイントを詳しく解説!

アジアンテイストな内装デザインにするには?設計ポイントを詳しく解説! | 内装デザイン

「アジアンテイスト」とは

 アジアンテイストとは、主に東南アジア地域の伝統的な要素やリゾート感を取り入れた内装・インテリアデザインを指します。

竹やチーク材など、ブラウン系の天然素材を中心に暖色系の落ち着いた内装であることが特徴です。

デザインとしては、シンプルで開放感があり、素朴さと上質感を併せ持つものが多く見られます。リゾートヴィラ※、ホテル、カフェ、エステサロンなど癒しやリラックスを重視する空間に多く取り入れられています。

リゾートなどに見られる“広々した客室”の総称

アジアンテイストの導入事例

まずはアジアンテイストの導入事例を見てみましょう。

【結論】アジアンテイスト=高級感ある“ブラウン調”

写真からもわかる通り、どれもブラウンを基調とした、重厚感・高級感あふれる内装ですよね。

そして天然木(木材家具や観葉植物)を取り入れて自然の風合いとすることで、モダンかつ、リゾートヴィラのような空間を再現しています。

アジアンテイストの設計ポイント

アジアンテイストは、ただ高級感を出せば仕上がるというわけではありません。ここからはおしゃれな内装にするにはどう設計すべきか?を詳しく解説します!

ポイント1: 内装全体を「ブラウン」に統一
ポイント2: 観葉植物の採用
ポイント3: 高級感は「壁・天井」から!

ポイント1: 内装全体を「ブラウン」に統一

アジアンテイストの最重要ポイントは、部屋全体をブラウン系に統一すること。

後ほど説明しますが、チークなど自然素材が持つやさしいブラウンは、東南アジア特有の落ち着きと温かさを演出します。

またインテリアもブラウンに合わせることで、視覚的にまとまりが生まれて、よりアジアンテイストが引き立ちます。

ポイント2:観葉植物の採用

観葉植物は、東南アジアの「亜熱帯の雰囲気」を出すのにうってつけです。

特にモンステラやパキラ、ヤシ系の植物を取り入れると、南国リゾート特有の爽やかさと生命力が加わり、部屋の魅力がさらにアップします。

またブラウンで統一することが多いわけですから、“部分的なアクセント”になる効果もあり、視覚的なリラックス効果も抜群です。

また補足ですが、観葉植物があると「湿度調整」や「空気清浄効果」などの機能的なメリットもうまれるのです。

ポイント3: 高級感は「壁・天井」から!

“高級感”を左右する一番大きなポイント…それが「壁」や「天井」です。

なぜ壁・天井なのかというと、特にアジアンテイストはインテリアも積極的に置かれがちですから、どうしても内装下部(フローリングやカウンター付近)は要素が多くなってしまいます。

一方、上部のインテリアはダウンライトなどコンパクトなものが多いため、広くスペースが確保できます。

そのため壁や天井など、できるだけ広くスペースを確保できる部分で「高級感+ブラウン」を演出するのが最適なのです。

もちろんインテリアも茶色で統一する場合は、フローリングまで目立たせても良しです!

高級感のためには“天然木材”を

アジアンはブラウン調が大切になるわけですから、これまでの事例写真からもわかるように、濃茶色系(暖色)の木材を使うのがベストです。

もちろん木目シートを使うのも手ですが、当社が天然木材をおすすめしている理由は、木目シートでは返って見栄えが悪く見えてしまうからです。

以下で詳しく説明します!

木目シートは非推奨(「油分と密度」が再現できない)

事例の写真はすべて「天然木材」を採用したものですが、これらは天然由来の「油分・密度」のおかげでおしゃれに映っているといっても過言ではありません。

たとえば油分が多いと、ナチュラルな艶(つや)がパッと見で伝わります。写真でもある程度伝わりますが、実際の内装で見てると「木材 or それ以外」の艶やかさは一目瞭然です。

また密度か高いほど繊維が凝縮されているので、年輪などの木目がクッキリと映ります。

つまり、アジアンテイストなどの「高級感」が最重要なレイアウトでは、天然木材を使用しないと返っておしゃれさが損なわれてしまうケースが多いのです。

【結論】チーク材を推奨!

では「どんな木材を使えばいいのか?」という話ですが、結論、当社では「チーク」を推奨しています。

「油分・密度」を両取りした高級材だから

▲チーク(マットクリア塗装・不燃突板)

チークは油分が豊富で耐久性も高いため、高級感ある木材として採用されます。

またチークの気乾比重は約0.68と、日本の代表木材、スギの約2倍の密度を誇ります。(スギの気乾比重は0.38程度)

そのため艶やかで美しいのはもちろん、堅くてずっしり重い、高級感のある内装デザインに仕上がるというわけです。

当社製品によるデザイン事例

1. 三井物産都市開発株式会社

▲三井物産都市開発株式会社

床と家具で木材の風合いと重厚感を出しながらも、観葉植物を適切に配置。リラックスしたオフィスになっています。

2. トップランク船橋店

▲トップランク船橋店

高級車と木材の重厚感が相まって、空間に落ち着きとまとまりが生まれています。随所に配置された観葉植物が良いアクセントになっています。

3. bar PENTA

▲bar PENTA

間接照明を効果的に配置することで、木材の自然な風合いを引き立て、心地よい温もりを感じられる空間に仕上げています。

4. M&Y PROJECT(新築工事)

モダン×アジアンの複合レイアウト。コンクリート調の建材に、チークの重厚感がプラスされた内装となっています。

内装材だからこそ「不燃性・耐火性」も重要!

内装をおしゃれにしたいのはもちろんですが、木材を使うとなると気をつけたいのが火災のリスク。実際に『木材を使って自然な風合いにしたいけど、防火性が…』と、導入を心配される方も多くいらっしゃいます。

当社では、アジアンテイストな内装に仕上げたいというお客様にもご安心いただける、火事のリスクを最大限に抑えた「※不燃木材」を多く取り揃えています。

不燃木材:難燃木材、準不燃木材以上の耐火性を発揮する木材のこと

雰囲気に合ったおしゃれな内装木材はもちろん、木材ならではのデメリットも最大限に抑えた内装材をご提供していますので、ぜひ一度ご相談ください!

「不燃木材(不燃ボード)の特徴・凄さ」については、下記記事で詳しく解説しています!

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