2025.02.20
無垢材で「インダストリアル内装」をよりおしゃれに|レトロに仕上げる設計ポイントを解説!

そもそも「インダストリアル内装」とは
インダストリアル内装デザインとは「Industrial=産業の~/工業の~」というように、工場や倉庫といった作業場を連想させるような「無骨でヴィンテージな雰囲気」が漂う内装のことを指します。
打ちっぱなしのコンクリートやあえて見せる配管といったスタイリッシュなデザインが好まれ、昨今では店舗やオフィスなどで採用されるようになりました。
【設計ポイント】ヴィンテージの中に“温かみ”を!
インダストリアル内装は、コンクリートや配管などが目立つヴィンテージなデザインではありますが、あえて温かみをプラスすることでより一層おしゃれな内装に仕上がります。
というのも全面コンクリートだけのデザインにしてしまうと、モダンで格好良くなる反面、どこか圧迫感を感じさせてしまいます。
そのためインダストリアル内装には、無骨さ・ヴィンテージ感をベースにしつつ、「温かみ」を取り入れながら設計することが重要です。
ここからは温かみをプラスする設計ポイントを2点ご紹介します!
ポイント1:観葉植物を取り入れる
インダストリアル内装に温かみを取り入れる手法として鉄板なのが、観葉植物を取り入れること。
内装デザインとして黒やシルバーといったモノトーンカラーのインテリアが採用されがちなため、観葉植物をワンポイントに据えることで、グリーン・ブラウンといった、パッと明るい色合いをプラスできます!
たとえば、モンステラやパキラなどを取り入れることで、内装のワンポイントアクセントとなります。
ポイント2:床・フローリングに「木材」を使用する
部分的な彩りではなく、床材(フローリング)には無垢材を使用することで、より明るくおしゃれな内装に仕上がります。
インダストリアルの壁や天井はコンクリート材がメイン。そのため上写真のように、あえて床・フローリングには木材(無垢材)を採用することで「モダン+温かさ」の両方をデザインできるのです。
インダストリアルテイストに合う木材は?
当社では、インダストリアル内装をおしゃれに仕上げるためには、「オーク材 × エイジング加工」を最適解としてご提案しています。
ここからはその理由を詳しく解説していきます!
「オーク(無垢材)×エイジング加工」が生み出す、レトロな雰囲気
まずは「オーク」の木材としての特徴ですが、写真からわかるように、オークは美しい木目はもちろん、インダストリアルのようなヴィンテージ感漂うデザインともマッチする深い茶色と、波目のような不規則な木目が特徴です。
特にインダストリアルはコンクリート材の主張が大きいため、オークのような独特な色合い・木目があることで、より木材のおしゃれさが引き立ちます。
当社ではこのオークに「エイジング加工(あえてキズや汚れをつける手法)」を施した、新品なのに、まるで経年変化したような風合いの無垢材を推奨しています。

エイジング加工をご提案させていただく際に、よく「エイジング=古く見えますか?」とご質問いただきます。
結論、エイジング加工は古臭くするわけではなく、木材に濃淡をつけることで、ヴィンテージ感を演出する加工ですので、劣化した印象を与える心配はありません。
上写真は「オーク材 × エイジング加工」の例ですが、新品の木材のツヤやかさはそのままに、レトロな風合いも合わせて感じますよね。
さらに当社がご提供するハンドメイドオークは、すべて木工職人が丁寧に一枚一枚加工塗装したアンティークフローリングですので、まずは「サンプル請求(無料)」でその仕上がりをご確認くださいませ。
デザイン事例(当社製品による導入事例)
内装材だからこそ「不燃性・耐火性」も重要!
内装をおしゃれにしたいのはもちろんですが、木材を使うとなると気をつけたいのが火災のリスク。実際に『木材を使って自然な風合いにしたいけど、防火性が…』と、導入を心配される方も多くいらっしゃいます。
当社では、インダストリアルな内装に仕上げたいというお客様にもご安心いただける、火事のリスクを最大限に抑えた「不燃突板(不燃木材※)」を多く取り揃えています。
不燃木材:難燃木材、準不燃木材以上の耐火性を発揮する木材のこと
雰囲気に合ったおしゃれな内装木材はもちろん、木材ならではのデメリットも最大限に抑えた内装材をご提供していますので、ぜひ一度ご相談ください!
当社の手がける「不燃突板」については、こちのページをご覧ください。
関連ページ:『当社の不燃突板について|株式会社オネスト・アンド・パートナーズ』