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無垢材で「インダストリアル内装」をよりおしゃれに|レトロに仕上げる設計ポイントを解説!

無垢材で「インダストリアル内装」をよりおしゃれに|レトロに仕上げる設計ポイントを解説! | 内装デザイン

そもそも「インダストリアル内装」とは

インダストリアル内装デザインとは「Industrial=産業の~/工業の~」というように、工場や倉庫といった作業場を連想させるような「無骨でヴィンテージな雰囲気」が漂う内装のことを指します。

打ちっぱなしのコンクリートやあえて見せる配管といったスタイリッシュなデザインが好まれ、昨今では店舗やオフィスなどで採用されるようになりました。

【設計ポイント】ヴィンテージの中に“温かみ”を!

インダストリアル内装は、コンクリートや配管などが目立つヴィンテージなデザインではありますが、あえて温かみをプラスすることでより一層おしゃれな内装に仕上がります。

というのも全面コンクリートだけのデザインにしてしまうと、モダンで格好良くなる反面、どこか圧迫感を感じさせてしまいます。

そのためインダストリアル内装には、無骨さ・ヴィンテージ感をベースにしつつ、「温かみ」を取り入れながら設計することが重要です。

ここからは温かみをプラスする設計ポイントを2点ご紹介します!

ポイント1:観葉植物を取り入れる

インダストリアル内装に温かみを取り入れる手法として鉄板なのが、観葉植物を取り入れること。

内装デザインとして黒やシルバーといったモノトーンカラーのインテリアが採用されがちなため、観葉植物をワンポイントに据えることで、グリーン・ブラウンといった、パッと明るい色合いをプラスできます!

たとえば、モンステラやパキラなどを取り入れることで、内装のワンポイントアクセントとなります。

ポイント2:床・フローリングに「木材」を使用する

部分的な彩りではなく、床材(フローリング)には無垢材を使用することで、より明るくおしゃれな内装に仕上がります。

インダストリアルの壁や天井はコンクリート材がメイン。そのため上写真のように、あえて床・フローリングには木材(無垢材)を採用することで「モダン+温かさ」の両方をデザインできるのです。

インダストリアルテイストに合う木材は?

当社では、インダストリアル内装をおしゃれに仕上げるためには、「オーク材 × エイジング加工」を最適解としてご提案しています。

ここからはその理由を詳しく解説していきます!

「オーク(無垢材)×エイジング加工」が生み出す、レトロな雰囲気

▲オーク(エイジング加工)

まずは「オーク」の木材としての特徴ですが、写真からわかるように、オークは美しい木目はもちろん、インダストリアルのようなヴィンテージ感漂うデザインともマッチする深い茶色と、波目のような不規則な木目が特徴です。

特にインダストリアルはコンクリート材の主張が大きいため、オークのような独特な色合い・木目があることで、より木材のおしゃれさが引き立ちます。

当社ではこのオークに「エイジング加工(あえてキズや汚れをつける手法)」を施した、新品なのに、まるで経年変化したような風合いの無垢材を推奨しています。

よくある質問:エイジング=古臭く見えるのでは…?

エイジング加工をご提案させていただく際に、よく「エイジング=古く見えますか?」とご質問いただきます。

結論、エイジング加工は古臭くするわけではなく、木材に濃淡をつけることで、ヴィンテージ感を演出する加工ですので、劣化した印象を与える心配はありません。

上写真は「オーク材 × エイジング加工」の例ですが、新品の木材のツヤやかさはそのままに、レトロな風合いも合わせて感じますよね。

さらに当社がご提供するハンドメイドオークは、すべて木工職人が丁寧に一枚一枚加工塗装したアンティークフローリングですので、まずは「サンプル請求(無料)」でその仕上がりをご確認くださいませ。

製品情報:『ハンドメイドオークOBM(ウレタンマット塗装・無垢フローリング)

デザイン事例(当社製品による導入事例)

内装材だからこそ「不燃性・耐火性」も重要!

内装をおしゃれにしたいのはもちろんですが、木材を使うとなると気をつけたいのが火災のリスク。実際に『木材を使って自然な風合いにしたいけど、防火性が…』と、導入を心配される方も多くいらっしゃいます。

当社では、インダストリアルな内装に仕上げたいというお客様にもご安心いただける、火事のリスクを最大限に抑えた「※不燃木材」を多く取り揃えています。

不燃木材:難燃木材、準不燃木材以上の耐火性を発揮する木材のこと

雰囲気に合ったおしゃれな内装木材はもちろん、木材ならではのデメリットも最大限に抑えた内装材をご提供していますので、ぜひ一度ご相談ください!

「不燃木材(不燃ボード)の特徴・凄さ」については、下記記事で詳しく解説しています!

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不燃ボード(不燃木材)とは?特徴から選ぶ際のポイントまで徹底解説!
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不燃ボード(不燃木材)って何? 不燃ボード(不燃木材)とは、その名の通り「燃えにくい木材」のことを指し、近年では火災が起きにくい優れた木材として様々な建物に利用されています。 例えば、これまでは飲食店などの火を扱う店舗などでは、「内装制限」によって火災の可能性があるとして木材を使用するのを避ける傾向にありましたが、不燃ボードの登場により、多くの建物で安心して木材を使用することが可能となりました。 建築基準法における「内装制限」とは、規模の大きな建築物や不特定多数が利用する建築物などにおいて、壁・天井に燃えにくい材料を使用することで火災の拡大や煙の発生を遅らせ、利用者を安全に避難させるために設けらています。 実際に不燃ボードを用いた施工事例について知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください! 関連記事:『不燃ボードを用いた施工事例をご紹介!ナチュラルボードを使用したおすすめデザインは?』 「不燃木材」と「不燃ボード」の違いは何? 実は不燃木材というのは、その作り方によって「不燃木材」と「不燃ボード」の大きく2種類に分類されます。ここからは、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。 不燃木材(不燃注入材) 不燃木材(不燃注入材)とは、木材に不燃処理剤を注入することで不燃性を高めた木材のことを指します。不燃木材は、不燃処理剤を木材の内部に浸透させることで、木材が炎にさらされた際に炭化速度を遅らせたり、熱の伝播を防ぐことで、その不燃効果を発揮するのです。 不燃ボード(練付不燃ボード) 不燃ボードとは、木材と不燃性のある物質を混ぜ合わせて作られ木材の総称です。不燃ボードは一般的に、ダイライトやケイカル板、タイカライトと呼ばれる不燃物質と木材を混ぜ、練り合わせて作られます。 本記事では、内装制限の規定が及ぶ範囲においても安心して天然木を建物に取り入れることの出来る、天然木練付不燃ボード(ナチュラルボード)についてご紹介していきます。 どんな建物に使用されているの? 不燃ボード(ナチュラルボード)は、「木」本来の美しさや温かみも兼ね備えているため、多くの商業建築、公共建築で使用されています。例えば、ホテルの客室やカフェ、オフィスやレストランの壁や天井に不燃木材を使用することで、温かみがあり、更に高級感がある落ち着いた雰囲気を演出することも可能です。 様々なニーズに対応することができ、デザイン性にも優れた商品として注目を集めております。 不燃ボードを選ぶ際のポイントとは? 不燃ボードを選ぶ際には、以下3つのポイントを意識しながら選ぶようにしましょう。 防火性能の等級を確認する 適材適所にあわせた樹種を選ぶ 内装の雰囲気にあわせた樹種を選ぶ 防火性能の等級を確認する 「燃えにくい木材」という括りの中には、不燃ボード(不燃木材)の他にも「準不燃木材」や「難燃木材」など、防火性能によって等級が分かれていることを知っておきましょう。 もちろん等級が高いほど火災のリスクを軽減できます。燃えにくい木材を選ぶ際には、定められている等級を確認しながら「どの等級を使用するか?」を検討するようにしましょう。 種類 不燃性能の継続時間 不燃ボード(不燃木材) 加熱開始後20分 準不燃木材 加熱開始後10分 難燃木材 加熱開始後5分 適材適所にあわせた樹種を選ぶ 一様に「不燃ボード」といっても、採用箇所に応じて、最適な樹種を選択することが重要です。例えば、オフィスビルや商業施設の「壁材」として不燃ボードを用いる場合であれば、燃えにくさはもちろん、その空間を彩る「デザイン性」を考慮する必要がありますよね。 このように、防火性能とあわせて「その箇所には、どの木材の特徴を活かすべきか?」を考慮して樹種を選択するのが大切というわけなのです。 天井で採用すべき不燃ボードの特徴については、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください! 関連記事:『天井には”不燃木”がおすすめ!不燃天井の重要性から具体的な事例をご紹介!』 内装の雰囲気にあわせた樹種を選ぶ 採用する箇所に応じて樹種を選ぶことも大切ですが、やはり「内装の雰囲気」にあわせた樹種を選ぶことは欠かせませんね。 不燃ボード(ナチュラルボード)は、豊富な樹種に加え、さまざまな色、艶、サイズで制作できる上、樹種ごとに表情も様々です。例えば、高級感を出したい場合には、ウォールナットやチークなどの樹種やナチュラルな雰囲気を出したい場合には、ナララスティック(節有)などカジュアルな雰囲気のある樹種がお勧めです。 当社でお取り扱いしている不燃ボード一覧については、下記ページをご覧ください! 関連ページ:『内装用不燃ボード一覧|株式会社オネスト・アンド・パートナーズ』 雰囲気にあわせた「木材選び」をトータルサポート 建物の内装に不燃木材を使用することで、美しさと安全性を両立することが可能となりました。不燃木材を選ぶ際には、使用する場所や用途、建物の雰囲気などを考慮し、内装にあわせた材質を選ぶことが大切です。 弊社では、お客様のご要望やご予算に合わせて最適な不燃木材をご提案いたします。また、デザイン面においても、お客様のイメージに沿った木材をセレクトすることで、建物の雰囲気を一層引き立てることができます。 建物の雰囲気に合わせた不燃木材選びなら、ぜひ一度ご相談ください。 >>内装用不燃木材に関するお問い合わせ・無料相談はこちらから

この記事を書いた人
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Kurumi

2021年入社 / 埼玉県出身 / “他社で断られたデザインを叶える”をモットーに「デザイン×コスト」を踏まえた最適な提案を得意とする。個人で動画制作を行うなどクリエイターとしての一面も。

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