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【事例あり】ナチュラルモダン内装とは?特徴や温かみを出す木材(樹種)まで解説!

【事例あり】ナチュラルモダン内装とは?特徴や温かみを出す木材(樹種)まで解説! | 内装デザイン

ナチュラルモダンな内装とは?

ナチュラルモダンとは、現代的なデザインと自然素材の温かみを融合させたインテリアスタイルの総称です。

ここで言う「現代的なデザイン」とは、できるだけ無駄な装飾をなくした幾何学的なデザイン傾向のことで、シンプルな照明器具、広々とした開放的な空間設計などが特徴です。

一方の「自然素材の温かみ」というのは、木材や石材、植物繊維などの天然素材を活かしたデザインのこと。

つまりナチュラルモダンは、幾何学デザイン+天然素材の“良いとこ採り”レイアウトとして近年人気が高まっているのです。

ナチュラルモダンの設計ポイントは?

上でナチュラルモダンは「現代美学+天然素材」の良いとこ採りデザインと解説しました。

ここからは、オフィスや施設内装で“良いとこ採り”を叶えるための設計ポイントについて詳しく解説していきます!

ポイント1:「木材+無機材」を組み合わせる

施設やオフィスでナチュラルモダンを採用する場合、設計ポイントとして抑えておきたいのが「木材+無機材(石材やタイル材)」の組み合せ。

たとえば木材だけで空間をまとめると、自然のあたたかみや柔らかさは得られますが、全体的にカントリー調や和モダンに近いデザインとなり、オフィス空間で求められる“洗練さ”は弱まってしまう傾向に。

一方で無機材ばかりを使うと、クールでスタイリッシュな印象は強まりますが、冷たさや無機質さも際立ち、長時間過ごすオフィスとしては落ち着きに欠ける可能性があります。

そこで「木材+無機材」をバランスよく組み合わせることで、あたたかみとクールさが絶妙に調和し、ナチュラルモダン特有の上質な空間を生み出すことができるのです。

ポイント2:太陽光の入る「ガラス窓」を採用する

太陽光には暖色系の光があるため、蛍光灯などの照明よりも明るく、温かみが生まれます。

そのため、太陽光をとり込む「大きな窓」を設置することで、幾何学的なおしゃれさに「自然な温かさ」をプラスできるというわけです。

ナチュラルモダンに最した木材は?

木目を目立たせたいなら「ナラ材」

▲ナラ

ナラ材は「虎斑(とらふ)」と呼ばれる、美しい木目が特徴。

この自然な模様は、ナチュラルモダンが求める自然素材の温かみを提供しつつ、スタイリッシュな雰囲気も演出します。

またナラ材は高い耐久性を持ち、傷がつきにくく、長年使用できる特性があります。これがナチュラルモダンが重視する機能性と美しさの両立に貢献するわけですね。

内装材としてのナラの特徴については、こちらもあわせてご覧ください!

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木材の“色あい”重視なら「タモ材」

▲タモ

タモは木の断面側がとても白みがかっている反面、中心部にいくほどくすんだ褐色を呈するという、色味が特徴的な木材です。

実際のデザインレイアウトは後ほど紹介しますが、こういった、

  • 部屋の雰囲気(樹種)は統一したい
  • できるだけシンプルな塗装で、グラデーションを出したい!

といったレイアウト要望がある方には「タモ材」を推奨しています。

タモの特徴については、こちらの記事をご覧ください!

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当社製品によるデザイン事例

学研ビル様1F エントランス

▲学研ビル様

使用木材:ナラ

▲ナラ(マットクリア塗装・不燃突板)

ネッツトヨタ兵庫(姫路今宿店)様

▲ネッツトヨタ兵庫(姫路今宿店)様

使用木材:タモ

▲タモ(マットクリア塗装・不燃突板)

内装材こそ「不燃性・耐火性」も重視したい

内装をおしゃれにしたいのはもちろんですが、オフィスや会議室などの公共スペースで得に気をつけたいのが火災のリスク。実際に『木材を使って自然な風合いにしたいけど、防火性が…』と、導入を心配される方も多くいらっしゃいます。

当社では、公共スペースにおける火事のリスクを最大限に抑えた「不燃突板(不燃木材※)」を多く取り揃えています。

不燃木材:難燃木材、準不燃木材以上の耐火性を発揮する木材のこと

雰囲気に合ったおしゃれな内装木材はもちろん、木材ならではのデメリットも最大限に抑えた内装材をご提供していますので、ぜひ一度ご相談ください!

当社の手がける「不燃突板」については、こちのページをご覧ください。

関連ページ:『当社の不燃突板について|株式会社オネスト・アンド・パートナーズ

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