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【デザイン事例あり】和モダン(ジャパンディ)内装に最適な「木材・レイアウト」を解説!

【デザイン事例あり】和モダン(ジャパンディ)内装に最適な「木材・レイアウト」を解説! | 内装デザインについて知りたい

和モダン(ジャパンディ)スタイルの内装デザインとは?

和モダンスタイルとは、昔ながらの日本らしい造りに現代様式に織り交ぜた内装デザインで、別名「ジャパンディスタイル」とも呼ばれています。

フローリングや椅子座といった現代様式はそのままに、手軽に和な「落ち着き・品格」を取り入れられるデザインとして、主に宿泊施設や飲食店などで採用されるようになりました。

本記事では、和モダンスタイルの内装を叶えるデザインのポイントを詳しく解説していきます。

【設計ポイント】和モダン=“余白”のある空間

日本の伝統的な美意識に「余白の美学」があるように、和モダンの設計ポイントは“装飾の少なさ”です。

洋風内装では、照明やインテリアなども踏まえておしゃれな空間に仕上げるのに対し、和モダンなどのジャパンディスタイルでは「空間そのもの」で内装を彩る設計がマスト。

写真のように、あえてインテリアは植物などのワンポイントに抑え、木材のグラデーションやダウンライトなどの目立ちにくい照明設計によって、「広々した空間+天然素材のナチュラルさ」を表現することがポイントです。

Point 1:「見せ梁(はり)」で一層おしゃれに!

小さめの一室であればできるだけ「空間美」を意識したいところですが、広々とした空間であれば、何も飾らないのも無機質になりがち。

そこで当社が推奨するのが、あえて木材を魅せる「見せ梁(はり)」です。

見せ梁とは、通天井裏に隠れている構造材の梁をあえて露出させて、インテリアデザインの一部として活用する手法で、これにより木材の温かみを感じられるのはもちろん、天井に奥行きや立体感を演出できるのです。

Point 2:照明は「ブラケットライト」も選択肢!

飲食店などで薄暗い和の空間をデザインするのであれば、ブラケットライトを使った照明設計も推奨です。

ブラケットライトは囲いによって光量を調整できるのに加え、囲いそのものも木材でのレイアウトができるため、空間(壁や天井)との調和という意味でも、違和感なくマッチさせられるわけです。

和モダンに欠かせない「木材の選び方」

ここからは和モダン(ジャパンディ)な空間づくりに欠かせない「木材の選び方」について、木材の専門家の知見をふまえて詳しく解説していきます!

木材1:セン材

▲セン材

センは「白い欅(ケヤキ)」とも呼ばれ、ケヤキに似た美しい木目を持ちながらも、より白く繊細な印象を与えます。

また経年変化も魅力的で、センは使い込むほどにツルツルとした滑らかな木肌に変化していきます。

特に和モダンの飲食店などでは、新築時は真っ白の初々しい内装であるのに対し、営業日時を重ねることによって時間とともに味わい深さが増し、ジャパンディならではの“渋み”のある空間を作り出すことができるのです。

木材2:桧(ヒノキ)

▲ヒノキ

ヒノキはきれいな木目と光沢があることから、飲高級感のある和モダンな空間をつくるのに最適です。

またヒノキは白く明るい木材であるため、開放的な印象を与えられるのはもちろん、無垢材として利用しやすいのに加え、障子や襖などの“和モダンの要素”とも遜色なく組み合わせることが可能なのです。

デザイン事例(当社製品による導入事例)

使用木材:セン

使用木材:ヒノキ

内装材だからこそ「不燃性・耐火性」も重要!

内装をおしゃれにしたいのはもちろんですが、飲食店や宿泊施設などの公共スペースで得に気をつけたいのが火災のリスク。実際に『木材を使って自然な風合いにしたいけど、防火性が…』と、導入を心配される方も多くいらっしゃいます。

当社では、公共スペースにおける火事のリスクを最大限に抑えた「※不燃木材」を多く取り揃えています。

不燃木材:難燃木材、準不燃木材以上の耐火性を発揮する木材のこと

雰囲気に合ったおしゃれな内装木材はもちろん、木材ならではのデメリットも最大限に抑えた内装材をご提供していますので、ぜひ一度ご相談ください!

「不燃木材(不燃ボード)の特徴・凄さ」については、下記記事で詳しく解説しています!

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不燃ボード(不燃木材)とは?特徴から選ぶ際のポイントまで徹底解説!
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不燃ボード(不燃木材)って何? 不燃ボード(不燃木材)とは、その名の通り「燃えにくい木材」のことを指し、近年では火災が起きにくい優れた木材として様々な建物に利用されています。 例えば、これまでは飲食店などの火を扱う店舗などでは、「内装制限」によって火災の可能性があるとして木材を使用するのを避ける傾向にありましたが、不燃ボードの登場により、多くの建物で安心して木材を使用することが可能となりました。 建築基準法における「内装制限」とは、規模の大きな建築物や不特定多数が利用する建築物などにおいて、壁・天井に燃えにくい材料を使用することで火災の拡大や煙の発生を遅らせ、利用者を安全に避難させるために設けらています。 実際に不燃ボードを用いた施工事例について知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください! 関連記事:『不燃ボードを用いた施工事例をご紹介!ナチュラルボードを使用したおすすめデザインは?』 「不燃木材」と「不燃ボード」の違いは何? 実は不燃木材というのは、その作り方によって「不燃木材」と「不燃ボード」の大きく2種類に分類されます。ここからは、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。 不燃木材(不燃注入材) 不燃木材(不燃注入材)とは、木材に不燃処理剤を注入することで不燃性を高めた木材のことを指します。不燃木材は、不燃処理剤を木材の内部に浸透させることで、木材が炎にさらされた際に炭化速度を遅らせたり、熱の伝播を防ぐことで、その不燃効果を発揮するのです。 不燃ボード(練付不燃ボード) 不燃ボードとは、木材と不燃性のある物質を混ぜ合わせて作られ木材の総称です。不燃ボードは一般的に、ダイライトやケイカル板、タイカライトと呼ばれる不燃物質と木材を混ぜ、練り合わせて作られます。 本記事では、内装制限の規定が及ぶ範囲においても安心して天然木を建物に取り入れることの出来る、天然木練付不燃ボード(ナチュラルボード)についてご紹介していきます。 どんな建物に使用されているの? 不燃ボード(ナチュラルボード)は、「木」本来の美しさや温かみも兼ね備えているため、多くの商業建築、公共建築で使用されています。例えば、ホテルの客室やカフェ、オフィスやレストランの壁や天井に不燃木材を使用することで、温かみがあり、更に高級感がある落ち着いた雰囲気を演出することも可能です。 様々なニーズに対応することができ、デザイン性にも優れた商品として注目を集めております。 不燃ボードを選ぶ際のポイントとは? 不燃ボードを選ぶ際には、以下3つのポイントを意識しながら選ぶようにしましょう。 防火性能の等級を確認する 適材適所にあわせた樹種を選ぶ 内装の雰囲気にあわせた樹種を選ぶ 防火性能の等級を確認する 「燃えにくい木材」という括りの中には、不燃ボード(不燃木材)の他にも「準不燃木材」や「難燃木材」など、防火性能によって等級が分かれていることを知っておきましょう。 もちろん等級が高いほど火災のリスクを軽減できます。燃えにくい木材を選ぶ際には、定められている等級を確認しながら「どの等級を使用するか?」を検討するようにしましょう。 種類 不燃性能の継続時間 不燃ボード(不燃木材) 加熱開始後20分 準不燃木材 加熱開始後10分 難燃木材 加熱開始後5分 適材適所にあわせた樹種を選ぶ 一様に「不燃ボード」といっても、採用箇所に応じて、最適な樹種を選択することが重要です。例えば、オフィスビルや商業施設の「壁材」として不燃ボードを用いる場合であれば、燃えにくさはもちろん、その空間を彩る「デザイン性」を考慮する必要がありますよね。 このように、防火性能とあわせて「その箇所には、どの木材の特徴を活かすべきか?」を考慮して樹種を選択するのが大切というわけなのです。 天井で採用すべき不燃ボードの特徴については、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください! 関連記事:『天井には”不燃木”がおすすめ!不燃天井の重要性から具体的な事例をご紹介!』 内装の雰囲気にあわせた樹種を選ぶ 採用する箇所に応じて樹種を選ぶことも大切ですが、やはり「内装の雰囲気」にあわせた樹種を選ぶことは欠かせませんね。 不燃ボード(ナチュラルボード)は、豊富な樹種に加え、さまざまな色、艶、サイズで制作できる上、樹種ごとに表情も様々です。例えば、高級感を出したい場合には、ウォールナットやチークなどの樹種やナチュラルな雰囲気を出したい場合には、ナララスティック(節有)などカジュアルな雰囲気のある樹種がお勧めです。 当社でお取り扱いしている不燃ボード一覧については、下記ページをご覧ください! 関連ページ:『内装用不燃ボード一覧|株式会社オネスト・アンド・パートナーズ』 雰囲気にあわせた「木材選び」をトータルサポート 建物の内装に不燃木材を使用することで、美しさと安全性を両立することが可能となりました。不燃木材を選ぶ際には、使用する場所や用途、建物の雰囲気などを考慮し、内装にあわせた材質を選ぶことが大切です。 弊社では、お客様のご要望やご予算に合わせて最適な不燃木材をご提案いたします。また、デザイン面においても、お客様のイメージに沿った木材をセレクトすることで、建物の雰囲気を一層引き立てることができます。 建物の雰囲気に合わせた不燃木材選びなら、ぜひ一度ご相談ください。 >>内装用不燃木材に関するお問い合わせ・無料相談はこちらから

 

この記事を書いた人
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Kurumi

2021年入社 / 埼玉県出身 / “他社で断られたデザインを叶える”をモットーに「デザイン×コスト」を踏まえた最適な提案を得意とする。個人で動画制作を行うなどクリエイターとしての一面も。

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