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床鳴り・色褪せは大丈夫?無垢フローリング(床材)のよくある疑問・心配に回答します!

床鳴り・色褪せは大丈夫?無垢フローリング(床材)のよくある疑問・心配に回答します! | 無垢フローリング

無垢フローリングは、その温かみや自然な風合いから人気のある内装材ですが、選ぶ際にはいくつかの懸念事項があることも事実です。

特に床鳴りや色褪せ、ペットによるキズや汚れの心配は、無垢フローリングを検討している方が抱える共通の悩みでしょう。

しかし適切な知識を持って対策を行えば、これらの心配事を解決し、無垢フローリングの持つ魅力を十分に楽しむことができるのです。

本記事では、そんな無垢フローリング(床材)に関する心配について、プロの視点からお答えしていきます!

無垢フローリングにおける床鳴りの心配は?

無垢フローリングの魅力に惹かれるものの、床鳴りについての懸念を持つ方も多いのではないでしょうか。

一般的に床鳴りというのは、木材同士の摩擦や隙間が原因で発生しますが、無垢フローリングにおいては適切な施工とメンテナンスが行われていれば、ほとんど床鳴りが発生することはないと言われています。

ここからは、床鳴りが発生する原因や防止方法について詳しく説明します。

床鳴りの原因とは?

1.フローリング材が伸縮している

フローリングの種類によっては、乾燥によって収縮したり、湿度によって膨張したりする木種があります。
この伸縮によって、適切な施工がしてあっても木材のつなぎ目がこすれて鳴ってしまうことがあるのです。
フローリングは実(さね)同士が組み合わさってできていることから、「さね鳴り」とも呼ばれます。
新築の建物で起こりがちな現象で、フローリングや施工に何か問題があるというわけではありません。時間経過とともに解消することが多いのが特徴です。

2.フローリングと土台がはがれ、たわみなどが起こっている

フローリングと土台がはがれてしまうと、床がたわみ、床鳴りが発生します。たとえ数mm未満のわずかな差であっても、隙間があると床鳴りが出やすくなってしまうのです。
解消方法としては、樹脂などを隙間に入れてたわみをなくします。
これは経年変化や施工の不具合が原因のため、専門的な知識と技術が必要であります。

色褪せの心配は?

では「色褪せ」についてはどうでしょう?

無垢材を長く使用すると表面の色褪せの変化が第一に挙げられます。
無垢材は、紫外線や室内の照明などによる日焼けや酸化が主な原因となってその色味は時間とともに変化し味わいを増します。
無垢材は経年変化によって徐々に黄色やブラウンの色味へと変化していきます。
ただし、無垢材は樹種ごとに本来持っている色味や表面の塗装の状態によってその色合いの変化には差異があります。
経変変化を楽しめるのも無垢材の特徴です。

適切な塗装・仕上げ

◆オイル塗装◆
天然油脂を使った「オイル塗装」があります。
塗料を木材の表面から内部に浸透させて、木の表情をしっとりと浮かび上がらせることのできる仕上げです。
ウレタン塗装と違い、表面に硬い膜をつくらないため、木本来の質感を活かすことができます。

◆ウレタン塗装◆
ウレタン樹脂などの塗料で、無垢材の表面を薄い塗膜でコーティングする塗装方法です。
表面はツヤのある質感で、無垢材ならではの木の肌触りは弱くなりますが、コーディングすることで水や傷に強くなるのが特徴です。

オイル塗装、ウレタン塗装についてメリット、デメリットございます。
詳しくは改めてご案内します。

また「直射日光を防ぐ」という観点でいえば、遮光性の高いレースカーテンやブライ
ンドを設置することも効果的ですね。

定期的な家具の移動

同じ場所に家具が置かれ続けると、その部分だけ色褪せが目立ってしまうことが稀にあります。
特にタンスや据え置きのクローゼットなど、大型で移動が難しい家具は直射日光を避け、その他直射日光が当たっている家具は、定期的に移動させると良いでしょう。

ペットによるキズや汚れの心配は?

最後にペットを飼っている方が抱く心配についてです。
結論から言うと、ペットを飼っているご家庭でも無垢フローリングの使用は問題ありませんし、実際にペットを飼われている多くの方に無垢フローリングの木材を楽しんでいただいております。
もちろん、ペットの爪が床に傷を付ける可能性などは多少あるとはいえ、気になる箇所にはマットや絨毯を使用したり、ペットの水分や尿による床への影響を避けることで、無垢フローリングを長持ちさせられるでしょう。
ペットを飼われている方が行うべき、無垢フローリングの具体的な対策は以下の通りです。

硬度の高い木材を選ぶ

硬度の高い木材は、ペットの爪による傷が付きにくくなります。
例えば、ウォールナットやタモ、オークなどの硬い木材を選ぶことで、ペットと共に無垢フローリングを楽しむことができます。

仕上げ材の選択

天然油脂のオイル塗装仕上げは、ペットが爪を立てることができ、脱臼や骨折、椎間板ヘルニアなど転倒を原因とする事故の軽減に繋がります。
汚れにも強くメンテナンスも容易となるため、塗布することをお勧めします。

ペット用マットの活用

ペットがよく遊ぶ場所や寝る場所にマットを敷くことで、無垢フローリングの保護はもちろん、ペットが滑りにくくなり、安全性も向上します。

速やかな水分対策

ペットの飲み水や尿がこぼれた際は、速やかに拭き取ることが重要です。水分が木材に浸透しないようにすることで、無垢フローリングの寿命を延ばすことができます。
これらの対策を踏まえることで、ペットを飼っている方でも無垢フローリングを十分に楽しめるようになるでしょう。

適切なメンテナンスで、無垢フローリングを長く楽しむ

無垢フローリングは温かみと自然な風合いが人気ですが、本記事で取り上げたような「自然素材ならでは」の懸念もいくつかあるでしょう。しかしこれらは、適切な施工とメンテナンスにより多くの問題を軽減することが可能なのです。
当社は内装用木材の専門店として、お客様の内装にあわせてピッタリの木材をご提案するとともに、お客様の抱えている悩み・問題を解決するためのメンテナンス方法もあわせてご共有させていただいております。

ご自宅や店頭の一室に無垢フローリング導入をご検討の方は、ぜひ一度当社にご相談ください!

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